Fivetranで作成したBigQueryのデータセットを削除できなかった際のエラーと対処

Fivetranで作成したBigQueryのデータセットを削除できなかった際のエラーと対処

Clock Icon2022.07.07

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、スズです。

先日FivetranとBigQueryを連携して検証しており、検証が終わってから作成されたデータセットを削除しようとしたところ、エラーとなってしまいました。本記事はその際のエラーと対処についての備忘録です。小ネタです。

データセットを削除できなかった際のエラー

まずはデータセットを削除できなかった際の操作とエラーについてです。BigQueryのデータセットの点が3つ並んでいるアイコンをクリックし、メニューから[削除]を選択します。

「データセットを削除しますか?」という確認のメッセージが表示されるので、「delete」を入力して[削除]をクリックします。

アクセス拒否のエラーメッセージが表示されました。

Access Denied: Dataset <プロジェクト>:da_zendesk_sandbox: Permission bigquery.tables.delete denied on dataset <プロジェクト>:da_zendesk_sandbox (or it may not exist).

ロールの追加で対処

Fivetranのドキュメントを確認したところ、BigQueryのデータセットやテーブルの削除にはbigquery.dataOwnerのロールが必要とありました。

IAMで対象のプリンシパルを確認したところオーナーのロールのみになっており、BigQueryオーナーのロールがありませんでしたので、ロールを追加します。

ロールを再設定した後、先述と同じ操作で無事にデータセットを削除できました。

最後に

Fivetranで作成したBigQueryのデータセットを削除できなかった際に出力されたエラーと対処についてご紹介しました。

参考サイト

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.